安全上のご注意

本製品を安全にお使いいただくために、必ず守っていただきたい事項を下記の表示と図記号を使って記載しています。
表示と図記号の意味は以下の通りです。

	この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
	この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。

	禁止の行為であることを告げるものです。
	行為を強制したり指示する内容を告げるものです。


	使用前には面取りカッターに異常が無いか確認する面取りカッターに欠損や大きな摩耗などがあると使用中に破損し飛散する恐れがあり危険です。
	回転中は面取りカッターに触れない回転させる場合は必ず装置のドアを閉める等の対策を行ってください。
	使用途中に振動等の異常が生じた場合は、直ちに使用を中止する面取りカッターの抜け、折損、破損の恐れがあり危険です。
	面取りカッターに触れる際は保護手袋などを使用する面取りカッターの切れ刃を直接手で触るとけがや火傷をする恐れがあり危険です。

保護メガネ・保護マスク・保護手袋・防音用イヤーマフ等の保護具を必ず着用して作業を行ってください。また、長袖服等肌を出さない服を着用し、袖口・裾をきちんと閉じてください。

作業場周辺に作業者以外が立入らない囲いを設置し、作業場周辺の方も保護具や肌を出さない服を着用してください。
埃や研削粉・油・水などで滑ったりつまずいたりする危険を避けるため、作業場の床は常にきれいに保ってください。
本製品の使用により、加熱・火花などが原因で火災が発生する恐れがあります。引火性の液体の近くや爆発性雰囲気の下では使用しないでください。また、作業場では必ず防火対策を行ってください。

作業中に発生する破片や研削粉等は、周囲に飛散します。集塵機等により集塵を確実に行ってください。


	使用前に必ず寸法を確認する誤ったサイズの面取りカッターで加工すると、製品・ジグ・機械が破損する恐れがあります。
	使用中に面取りカッターや被削材が動かないように工作機械やジグにしっかりと固定する加工中に被削材が動くと、面取りカッターが破損したり、被削材が飛散する恐れがあり危険です。
	面取りカッターをツールホルダに取り付ける際は、振れが0.01mm以下になるよう取り付ける取付け時の振れが大きい場合、回転開始時や被削材に切り込んだ際、面取りカッターがチッピングしたり、折損する恐れがあります。
	実際に加工する前に、空運転や加工シミュレーションソフト等で、加工プログラムに誤りがないことを確認できるまで動作確認を行なう加工プログラムに誤りがあるとカッターや被削材が破損する恐れがあります。


	用途に応じて適切な切削油剤を選定して使用する切削油剤の種類によっては加工による過熱、火花などが原因で火災が発生する恐れがあります。過熱、火花の発生が想定される場合は、必ず防火対策を行ってください。


	面取りカッターのシャンク部やツールホルダが被削材などに干渉しないか事前に確認する本製品の移動軌跡を考慮して面取りカッターの選定と取付けを行なってください。
	湿式加工で使用する場合は切削油剤が刃先にしっかりあたるように調整する切削油剤のかかりが不十分な場合、刃先の温度が上がり寿命が短くなる場合があります。


	過度な回転速度で使用しない本製品の回転速度は面取りカッターのサイズによって異なります。過度な回転速度で使用すると、切削により、面取りカッターがチッピングまたは、折損する恐れがあります。
	逆回転で使用しない本製品は通常右回転で使用します。左回転で使用するとワークに切込んだ際に、面取りカッターが確実に破損し危険です。
	本製品を手動用工具などで使用しない本製品は数値制御加工機専用の工具です。手動用工具などで使用すると面取りカッターが破損してけがをする恐れがあり危険です。
	本製品を面取り以外の目的で使用しない本製品は被削材の面取りを行う為に設計されています。曲面加工など、使用目的以外の切削加工を行うと、負荷に耐え切れず面取りカッターが折損する恐れがあります。


	面取り部に断続形状がある場合は、使用状況をよく確認する面取り部に切欠きのような断続形状がある場合は、切れ刃にチッピングが起きやすく、切込み量によっては面取りカッターの寿命が著しく短くなる場合があります。