フォルダとプログラムの構成

XEBECバリ取りプログラムは下図のように格納され、フォルダ階層ごとに収録データが分かれています。

■第一階層
  • 加工エッジ箇所ごとのフォルダ


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■第二階層
  • インクレメンタル動作指令用データ(INC)
  • ダウンカット加工(Down Cut)
  • アップカット加工(Up Cut)


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■第三階層
  • 加工幅(Edge Break Amount)
  • 5種データ
    □□_加工幅寸法_□□


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XEBECバリ取りプログラム

(※)データの冒頭にデータの情報を表示
バリ取り対象の穴の情報やプログラムの情報を、( )内にコメントを挿入して提供します。点群データ上部のコメント例
使用するXEBECバリ取りプログラムが使用目的に合っているかをご確認ください。

XZC軸のXEBECバリ取りプログラムの場合は、外径、内径ともに上エッジのみとなり10種のデータ提供となります。


データ例

例えば、内径エッジの場合は、全20種(2種×2種×1種×5種)のデータがあります。

  • 第一階層(2種)
    上エッジor下エッジ
  • 第二階層(2種×1種)
    アップカット&ダウンカットデータ
  • 第三階層(5種)
    個々に加工幅用データ5種


プログラム上部のコメント例

XZY軸プログラム用の同心・偏心交差穴の場合
(INNER-1D20-2D10-T5.8-E5);
(EDGE BREAK AMOUNT 0.10);
(DIAMETR);
(UPPER EDGE);
(INC) ;
(DOWN CUT);

XZC軸プログラム用の直交交差穴の場合
(INNER-1D20-2D10-T5.8-E5);
(EDGE BREAK AMOUNT 0.10);
(DIAMETR);
(UPPER EDGE);
(INC) ;
(DOWN CUT);

データの情報
意味

(INNER-1D20-2D10-T5.8-E5);

INNER:内径エッジ加工  [ OUTER:外径エッジ加工 ]
1D20:端面穴または外径 Φ20mm
2D10:交差穴径 Φ10mm
T5.8:カッター径 Φ5.8mm
E5:偏心量 端面穴または外径の軸に対し交差穴が5mm偏心

(EDGE BREAK AMOUNT 0.10);

加工幅 0.10mm

(DIAMETR); 直径指令 [ RADIUS:半径指令 ]

(UPPER EDGE);

上側エッジ  [ LOWER:下側エッジ ]

(INC) ;

インクレメンタルデータ

(DOWN CUT);

ダウンカット加工  [ UP CUT:アップカット加工 ]

XZY、XZC軸プログラムで、他のバリエーションについてもこれらのコメントに準じます。