タイプL 破れ穴内径 (カッター挿入穴≦交差穴)
スタートポイントの一例を下記に示します。(破れ穴内径の例)
スタートポイントのX・Y座標はカッター挿入穴の中心位置、Z座標は交差穴の中心高さです。
アブソリュート指令のXEBECバリ取りプログラムは、各スタートポイントを加工原点として生成しています。
破れ穴 内径の例
加工条件の設定 交差エッジの状態によっては、2次バリ発生の懸念があります。極力工具の突出しを短く、送り速度を基準条件の約50%に設定し、小さい加工幅からお試しください。 |
プログラム上部の情報
データの冒頭にデータの情報を表示
データの情報 |
意味 |
---|---|
(INNER-1D14.-2D9.-T5.8-AR0-E4.5); | INNER:内径エッジ加工 1D14:交差穴径 Φ14mm 2D9:カッター挿入穴径 Φ9mm T5.8:カッター径 Φ5.8mm AR0:交差穴の姿勢 0° E4.5:偏心量 交差穴軸に対し+4.5mm |
(EDGE BREAK AMOUNT 0.10); | 加工幅 0.10mm |
(UPPER EDGE); | 上側エッジ [ Lでは上下が無いため便宜上上側とする ] |
(INC); | インクレメンタルデータ [ ABS:アブソリュートデータ ] |
(DOWN CUT); | ダウンカット加工 [ UP CUT:アップカット ] |