XEBECが主力事業を展開するバリ取りの世界は、業界団体のないニッチな分野なので、自分たちの考え方をダイレクトに表現することができます。
特にバリ取り自動化の分野では先駆者であり、国内外の一流企業とも、専門家として対等に意見交換しながらプロジェクトを進めることができます。
ユニークな方法で製造現場をより良くしていくため、仕事の中でお客様から感謝されることも多く、社会に貢献していることを実感できる機会が多くあります。

安定株主で構成される非上場企業、かつ無借金経営をしており、使命と目的に忠実な事業運営を行うことができます。
自社のペースで本質的・長期的な取り組みが可能です。
社員には、未経験な領域でも、学びながら挑戦することを推奨しています。
それにより時間がかかったり、多少の失敗があったとしても、そこからの組織としての学びや社員自身の成長を大事にしています。

長年の努力が成果として現れると嬉しいものですが、いつ、どのように結実するか分かりません。
うまくタイミングがあえば、今日の工夫や努力が1ヶ月後に成果として現れますが、長期プロジェクトなら数年後になるかもしれません。
そのためにXEBECでは、結果とともにプロセスを重視しています。人事制度もプロセスを重視した評価基準にしています。
成果に結びつくであろう取り組みをしていれば、必ずいつか結果は出ると考えます。

XEBECはスピードを意識した経営をしていることや、正社員50人未満という組織規模もあり、意思決定や構想の実現までが比較的スピーディです。
必要があれば、一人ひとりの社員が経営者や他部署とも直接意見交換や議論をして進めていきます。

XEBECでは、メンバー一人ひとりが自律していることを前提としています。
小さな組織なので、一人がひとつの領域や分野に責任を持って動かしていくことも多いです。
そうなると、その分野や領域については、自分で定義づけし方向性を考えるなど、自分で主導していくことが多くなります。
社内外に対しても、自分がXEBECにおけるその分野の第一人者として推進していくことになります。
また、一人ひとりの基本的な役割や業務範囲は決まっていますが、
事業が発展したり、メンバーが増えたりしていけば、新たな機能や役割が必要になります。
自分の仕事の領域を広げていくことが歓迎されますし、場面により、どのメンバーもイニシアティブを取って、チームを引っ張ります。
このような環境で働いていると、当事者意識、主体性、リーダーシップは当然のものとして身についていきます。

XEBECは、小さな組織で世界を相手に事業を展開しています。
そのため、その時々に必要な社内外の関係者を集め、プロジェクトを組んで、協力を得ながらありたい姿を目指すことになります。
ある程度型の決まったプロジェクトから、型のない開拓型プロジェクトまで、様々な種類・規模・期間のプロジェクトが常に動いています。
社員は、成長段階に応じたプロジェクトに、成長段階に応じた役割で参加し、実践力を磨いていきます。

当社の人事制度は、仕事を通じて成長することを主眼に策定し、運用しています。
中心になっているのは、XEBECエンジンという行動サイクルです。気づく・感じる、考える、学ぶ、挑戦する、の要素があります。
仕事を材料に、XEBECエンジンを繰り返し回すことで、行動サイクルを体得していきます。
特に重視している点は、学ぶことです。
学んで自分の引き出しが増えれば、新しいやり方に挑戦することができます。
できなかったことができるようになり、これまで気づかなかった自分の一面を発見することもあります。
ここで身につく行動習慣は、他の仕事でも、仕事以外のことにも活かせ、自分自身の可能性を広げることができます。