タイプM 破れ穴 内径 (カッター挿入穴>交差穴)

スタートポイントの一例を下記に示します。(破れ穴内径の例)

スタートポイントのX・Y座標はカッター挿入穴の中心位置、Z座標は交差穴の中心高さです。
アブソリュート指令のXEBECバリ取りプログラムは、各スタートポイントを加工原点として生成しています。


破れ穴 内径の例

加工条件の設定

交差エッジの状態によっては、2次バリ発生の懸念があります。極力工具の突出しを短く、送り速度を基準条件の約50%に設定し、小さい加工幅からお試しください。



プログラム上部の情報

データの冒頭にデータの情報を表示

データの情報
意味
(INNER-1D8.-2D9.-T5.8-AR0-E3.5); INNER:内径エッジ加工
1D8:交差穴径 Φ8mm
2D9:カッター挿入穴径 Φ9mm
T5.8:カッター径 5.8mm
AR0:交差穴の姿勢 0°
E3.5:偏心量 交差穴軸に対し+3.5mm
(EDGE BREAK AMOUNT 0.10); 加工幅 0.10mm
(UPPER EDGE); 上側エッジ  [ Mでは上下が無いため便宜上上側とする ]
(INC); インクレメンタルデータ  [ ABS:アブソリュートデータ ]
(DOWN CUT); ダウンカット加工  [  UP CUT:アップカット ]