社員インタビュー01 Interview01

現場から始まる中国市場開拓 市場開拓戦略立案~実行のプロセス

ジーベックでの「海外営業」 の仕事は、「営業」と「マーケティング」の両方の要素を持ちます。
担当国・地域における市場開拓戦略立案から実行まで牽引する役割です。

海外市場を切り拓くには、“現場を知ること”から始まる。
中国市場開拓のプロセスについて聞きました。

出張先の中国でユーザー企業を訪問

現地での情報収集から始まる戦略立案

ー「中国市場の開拓」という仕事は、実際にはどのように進めますか?

 

私が仕事をするときにはまず、「事実は何なのか」をちゃんと調べます。

事実に基づいて戦略を考えたりプランを作ったりするのが非常に大事です。

そもそも前提としている条件が間違えていたらプランも崩れますよね。

なので最初にやったのは市場調査、市場把握です。

 

戦略を立てるのにどういう前提情報が必要なのかをリストアップして、ひとつずつ収集するんです。

出張で現地に行って、工場の前に貼られている求人票を見て、給料はどのくらい、

この都市で1ヶ月生活するのにいくらかかるのか、製造業はどのくらい強いのか・・・。

そういう情報は現場でも集めるし、ネットでも色々調べます

代理店に情報収集をお願いすることもあります。

 

情報が集まったら初めて戦略を描きます。

市場開拓戦略とひと口に言っても、その中には、ブランディングはどうするか、

ターゲット層はどこなのか、競合はどこか、販売ルートはどうするか・・・とたくさんの観点があります。

 

 

限られた人員で広大な市場をカバーするための仕組み化

ーどこまでを一人でカバーしていますか?

 

戦略は私が中心になって立てていますが、

実行はひとりではできないので代理店やほかのメンバーにも動いてもらうようにします。

代理店もそれぞれの事情があるので、

ジーベックに協力してもらえるように、Win-Winな状態にすることを考えます。

そういうことも折り込みつつ、課題を抽出して、ひとつひとつどの方法で解決するかを考えて実行する。

その繰り返しです。

 

この2年くらい、SNSの広告や中国語のHP作成、

ユーザーが直接ジーベックとコミュニケーションが取れる仕組みづくりなどを進めてきました。

今まであまりユーザーがいなかった中国内陸部の都市でも

「SNSで見たことがあるよ」と言われたり、直接問い合わせが来るようになって、

少しずつ中国でのジーベックの知名度が上がってきているのを感じられています。

 

 

ユーザーとの関係でも、Win-Winを意識しています。

営業も一方的に進めるのではなくて、「買わなくてもいいけれど説明だけ聞いてほしい」というスタンスです。

 

ジーベックの製品は、それまで手作業でやっていたバリ取り工程を「自動化」して、

省人化したりコストを下げたりできるものです。

でも、製造しているものの単価や人件費を計算して、

今のやり方で安くやれるなら今無理に使わなくてもいいですよ、ということははっきり言います。

それでも、いずれ現地の人件費が上がって、ジーベックの製品を使った方がよくなるタイミングが来るので、

将来に向けた種まきだと思っています。

 

 

あとは、会社として2030年までに実現したい状態や売上規模に向けて、

中国市場でどういう仕組みと体制を作っていけばいいかを描いて、構築していくのも仕事です。

すべてにおいて、限られた人員で広大な市場をカバーするために、

自分が動くだけでなく、いかに仕組み化と効率化をしていくかの視点が必要です。

 

中国にかかわることだけでなく、東南アジアで進めているプロジェクトもありますし、

新製品発売プロジェクトなど部門横断のプロジェクトにもかかわっているので、仕事の幅は広いです。

 

 

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