社員インタビュー03 Interview 03

歯車の一部ではなく、全体を動かす側へ 技術から事業へ広がる仕事



プロフィール

歯車の一部の歯ではなく、大きな歯車になりたい

―まず、これまでのキャリアについて教えてください。

 

高専を卒業して、DMG森精機(大手工作機械メーカー)でアプリケーションエンジニアとして働いていました。

様々な業界・規模感のお客様の案件を担当し、また、新しい機械、新機能、新製品にもいち早く触れることができて、

自然と経験の幅は広がっていきました。

 

その一方で、

「自分ももう少し上流の意思決定に関わりたい」

「組織全体の流れの中に入りたい」

という気持ちが強くなっていました。

 

その後、転職を考えたときの軸は2つです。

 

  • 特定メーカーに縛られず、幅広い現場や機械に関われること
  • 会社規模が大きすぎないこと

 

だいたい100人以下くらいで、全体の動きが見える環境に身を置きたいと考えていました。

 

 

―「規模が大きすぎない会社」という軸はどこから出てきたんですか?

 

自分がどんな環境で働きたいかを最初に考え始めたのは、高専の頃です。

当時は「まずは大きな会社でしっかり仕事を学びたい」と思っていました。

一方で、「あまり大きすぎる会社には行きたくない」という感覚も同時にありました。

 

実際に前職で働いてみて感じたのは、

組織が大きくなるほど、

 

  • 上で何が議論されているのか
  • どういう意図で物事が進んでいるのか

 

が見えづらくなるということでした。

 

だからこそ、自分としては

「歯車の一部の歯ではなく、大きな歯車になりたい」

そういう思いを持って仕事を選びたいと考えていました。

 

 

ジーベックとの出会いは製品

―当社を知ったきっかけは?

 

ジーベックには、転職を考える前から前職の案件で出会っていました。

当時使っていたブラシ型のバリ取り工具って、正直そこまで意識して使うものではなかったんです。

ビニール袋に入っていて、使ったら汚れて終わり、という感じです。

 

でもジーベックの製品は違いました

きちんとケースに入っていて、ラベルやロゴもあって、取り付けたあとも見た目がきれいで、

「普通のものと違う」という印象がありました。

 

実際に使ってみると、性能もかなり違っていて。
それまで使っていたものとは比べものにならないくらいしっかりバリが取れる。

ただ、改善できそうなポイントはたくさんある。パフォーマンスはもっと発揮できると感じていました。

 

その体験が、会社への興味につながっていきました。

 

 

入社後に感じた迷いと新製品につながる転機

入社して最初にやっていたのは、製品の性能試験や顧客案件のテスト加工といった仕事です。

半年以上はその業務が中心でした。

 

どれも必要な仕事なんですが、やっていく中で少し迷いもありました。

「このままテスト加工だけを続けていいのか」

「この先、自分のキャリアはどう広がるのか」

 

そんな時に社長の住吉から、

「ジーベックに何をしに来たの?」という趣旨のことを言われました。

僕が迷っていることを感じたようです。

正直、かなり刺さりました。

 

悔しかったのもあって、そこから、営業メンバーに協力してもらって、

顧客にヒアリングをしていきました。

現場でどんなことに困っているのかを聞いていく中で見えてきたのが、

「ブラシ型工具の調整の手間」です。

 

これは、自分自身も前職時代にジーベックの製品を使う中でも感じていた課題のひとつでした。

 

 

ちょうどその頃、世の中で「IoT」という言葉をよく耳にするようになりました。

その時点では、社内でも、IoTで何かをしようという明確な構想があったわけではなく、

「最近流行っているらしい」というレベルの話でした。

 

この二つを結びつけて、

「ブラシの調整の手間」という課題を「IoT」で解決できるんじゃないか。

そう思って動き出したのが、

今年、新製品として発売する「CPSオートホルダ」につながるプロジェクトです。

 

ー現在のCPSオートホルダにつながる取り組みは、最初から会社として決まっていたテーマではなくて、

 自分で顧客の声を聞きながら形にしていったものなんですね。

 

 

 

技術だけでなく、事業として考える

開発を進めるには、技術だけではなく、ビジネスとして考える必要がありました。

「どうつくるか」だけではなく、

「どこに市場があるのか」「どんな価値を提供するのか」「何を目指すのか」を考えるということです。

 

そのために、3C分析やPEST分析、ファイブフォース分析といったこともやりました。

正直、最初はやり方もわからなくて、

「そもそも何を整理すればいいのか」という状態からでした。

最初は先輩たちに教えてもらって、

「目指す状態を考える」「現状と理想の差を把握する」「そのために必要なことを書き出す」

ということを、相談しながら進めていきました。

 

やりながら学んできた感覚が大きいです。

 

 

製造業に恩返ししたい

ーこの仕事を通じて実現したいことはなんですか?

 

自分の中でずっとあるテーマが、「製造業への恩返し」です。

これは社会人人生を通して成し遂げたいことです。

 

小学校のころからプラモデルやミニ四駆を組み立てて遊ぶことが大好きで、

このおもちゃはどうやってつくられているのだろうと「ものづくり」に興味がわき、高専にも行きました。

そういう楽しみをくれた日本の製造業に対して、

「ものづくりの楽しさややりがいを感じる人を増やしたい」と思っています。

 

製造業って、大変そう、厳しそうというイメージもあるかと思いますし、

特に日本の製造業は、オワコンだとか、日本で勝てるのは品質だけと言われることもあると思います。

 

でも実際には、

 

  • つくる過程の面白さ
  • できたものが使われる喜び
  • それによって現場や生活が変わる実感

 

を味わうことができます。

それをもっと多くの人に感じてもらいたいと思っています。

 

 

ー今やっている仕事がそこにつながっている感覚はありますか?

 

もちろんあります!

この会社を知ったきっかけである、当社のブラシのかっこよさも、そのひとつです。

やっぱりテンション上がるじゃないですか。かっこいいな、面白いなって。

 

今年発売する新製品にしても、今進めているテーマでも、

つくっている過程の楽しさ、できあがってお客さんの手元に届いて開けてもらえるときのワクワク感、

そういう価値を今の仕事で生み出せていると思います。

 

ジーベックの製品が世界に出ていくことで、

製品を通じて、製造に面白みを感じてくれる人を増やしていけると思うので、

「製造業への恩返し」につながっていると感じています。

 

 

必要なことを、自分で取りに行く

ジーベックに入ってから、自分の仕事はかなり広がりました。

 

最初はテスト加工から始まって、今は事業や組織作りにも関わっています。

最初から全部できたわけではなくて、必要に応じて学びながら進めてきました。

 

現在は研究開発の業務以外にも、

 

  • 事業の設計
  • 外部との連携
  • 採用や組織づくり
  • 開発拠点の検討や運営

 

など、いろいろやっています。

 

マネージャーの役割として決まっているというよりは、必要なことを自分で取りにいく感覚です。

「歯車の一部の歯ではなく、全体を動かす側に関わりたい」

そう思う人にとっては、ジーベックは挑戦できる環境だと思います。

 

 

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