新製品をお客さん・開発部と一緒につくる楽しさ 技術営業としての役割
ジーベックの「営業」には、ユーザへの技術的な課題解決を行う中で得られた市場の情報を、研究開発部にフィードバックし、新たな製品開発につなげる役割もあります。
新製品が生まれるプロセスにかかわった体験について聞きました。
新製品を「お客さん」「研究開発部」と一緒につくる
ージーベックでの仕事の面白さを最初に感じたのはいつ頃でしたか?
お客さんへの技術提案をたくさんしていた1年目に、自分がかかわった新製品ができたときですね。
当時は、代理店や販売店と連携しながら、たくさんのユーザを訪問して技術提案をしていました。
担当が中部エリア(愛知・岐阜・三重)だったので、自動車業界のお客さんが多かったです。
同じ時期に、研究開発部のメンバーから、これから開発したい製品のアイディアを聞きました。
「こういうのを出したいんだけど、どうかな?」
それで、この製品が出たらターゲットになりそうなお客さんを訪問するタイミングを見つけて、
プロトタイプ(試作品)を持っていったんです。
「こういうのを考えているんですけどどうですか?」と見てもらいました。
そうすると、新しい技術や製品に関心が高い「イノベーター」タイプのお客さんが反応してくれるんですよ。
試しに使ってみて、フィードバックをくれる。
それを、開発担当者に伝えると、すぐに改良版ができる。
それをまたお客さんに持っていく。
このプロセスがもうちゃくちゃ楽しかったんですよ!
ーどういうところに楽しさを感じましたか?
自分がただ「お客さん」と「開発」の間に入って情報を伝えているだけじゃなくて、
自分で考える余地がたくさんあったんですよね。
お客さんの情報から自分の仮説を作って開発に提案するとか。
お客さんと開発と一緒に作っているという感覚でした。
もし営業として厳しい売上ノルマがあったら、こういう動きも難しかったかもしれないですね。
僕たちの役割が、お客さんへの技術提案とか代理店の支援をする中で、
今後の製品とか市場開拓のためのヒントを見つけて、市場開拓の戦略や仕組みを作る
というのがメインだからできたことかもしれません。
小さな会社だからこそのスピード感
ーこの製品はその後どうなりましたか?
最初の発売からしばらくしてラインナップ追加もしました。
発売当初はその予定はなかったんですけど、お客さんから別のタイプも欲しいと言われて、
お客さんの声をまとめて開発担当者にフィードバックしたんです。
研究開発部としても「やっぱりそうだよね」ということになって、
2週間後にはプロトタイプ(試作品)ができて、お客さんに持っていきました。
その時にはお客さんが「えっ、僕のアイディアから!?」「もう形にしてくれたの?!」「御社すごいね」と
すごく喜んでくれました。
これは本当にうれしくて、中小の会社の強みはこのスピード感だな、ということを実感しました。
最初に発売して、割とすぐにラインナップ追加になったので、
ホームページを変えたり、カタログを作ったりするのはきつかったんですけど、
めちゃめちゃ楽しかった思い出です。
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