社員インタビュー03 Interview03

挫折するたびに、いいメンバーに支えられている



プロフィール

マネージャーに昇格して「ゼロからのスタート」

ーマネージャーとして仕事をしていてどうですか?

 

入社4年目でマネージャーになりました。

管理職になるのは、プレーヤーとしての昇格とは全然ちがって、ゼロからのスタートという感覚でした。

海外営業のメンバーも何人か辞めてしまって。

マネージャーとして答えがない、と思うことが多くて、難しさに直面していました。

 

ただ、「チームでできるということ」の喜びが大きくなったのもこの年でした。

チームとして「Drive XEBEC Forward」というのを掲げて、ジーベックの成長のエンジンになるんだと決めました。

それまでは「自分が動くこと」を中心に考えていたので、自分の中では大きな変化でした。

 

それでも今振り返ると、この時は、気持ちはあったけど、実態としては全然できていなかった、と思います。

この年の年末に、当時の上司やほかの部のマネージャーから、

「グローバルセールス&マーケティング部に期待しているのはこういうこと」

「今の動きはそこから乖離しているように見える」というフィードバックをもらいました。

 

自分たちの部署としては一生懸命やっていると思っていたら、周りからは全然そういう風に見えていなかった。

自分たちがやらなきゃと思っていたことと、周りの部から見てやってほしいこととに大きな乖離があった、

ということです。

 

僕がマネージャーになる前からやっていたことも多かったし、それをこのタイミングで言われてもな・・・

という思いもありました。

自分たちが会社の最前線に立っているという自覚があった中で、それだけのギャップがあったことに驚きました。

 

精一杯やっていた中でそれを受け止めるのは楽ではなかったけど、あれがあったから、

組織で起きているいろいろなことが自分事になったと思います。

ジーベックが大事にする考え方や行動の仕方のいくつかは、このあたりで、より理解が深まりました。

 

たとえば、ジーベックでは新しいことをするときに、バックキャスティングを重視します。

未来の理想像や長期目標から逆算して、現在から何をすべきかを具体的に決めていく手法です。

もちろんそのことは知ってしていましたが、実際の自分は、当時はフォアキャスティングで、

「今こうだから、その上にどう積み上げていくか」という考え方をしていました。

「バックキャスティングって、『理想論』だよね」とあまりいい意味でとらえていませんでした。

でも、上司やほかの部門の管理職や社長などと話していく中で、

「ありたい姿を描いていないと、正しい課題設定ができない」ということを理解していきました。

 

 

マネージャーとして現在進行形で奮闘中

ーマネージャーとして3年目の今はどうですか?

 

昨年はマネージャーとして自分の領域が明確になって、難しいテーマにも取り組めて、個人的に充実感がありました。

マネージャーとして一歩進んだなという気がしていたけど、今年はまた色々と奮闘しています、現在進行形で。

なかなか楽はさせてくれない会社ですね(笑)

 

エベレストに登っている感じです。

頂上は晴れていて、すごくいい景色が待っていることはわかっているんだけど、すごく険しい。

霧で道がはっきりとは見えていない。そんな感じです。

 

ー今は何に奮闘していますか?

 

これから出る新製品発売に向けた会社としてのブランディングだったり、営業組織の再構築だったり・・・

たくさんあります。

やるべきことはわかっているので、モチベーションは低くないんだけど、前例がないことばかりなんですよね。

かつ、各部門やメンバー、いろんな人のそれぞれの想いが乗っていることを取りまとめていくことの難しさですよね。

1回1回のミーティングにもすごいエネルギーを使います。

 

 

インプットを増やしたり、他のメンバーからもヒントもらう

ーそのような状況を乗り越えるためにやっていることは?

 

ひとつは、インプットの量を増やすことですね。本とかセミナー、YouTube・・・色々あります。

引き出しにモノをたくさん入れるのと、あとは、引き出しからの出し方を学ぶことです。

フレームワークとかも使います。

定番のものも、大事な観点が網羅されているからずっと使われているんだと思うので。

 

あとは、他の人の経験にも頼ります。

ジーベックは皆さん、色々な業界から来ているから、

自分がやりたいことに近しい経験を持っている人が、探せば社内に結構いるんですよね。

そういう人から話を聞くと、ヒントが得られたり、その分野についてもあたりがつけられるので、

そこから広げていくということをしたりします。

 

 

「この人たちにここまでしてもらったら頑張らないと」

入社してからこれまで、何回かの挫折がありました。

今回詳しく触れていないことも含めて、どれも、それを機に転職してもおかしくないくらいの経験だったと思っています。

 

でもその都度、いいメンバーに恵まれて、

そして、それでもいろいろな仕事を任せてもらえているので、今もここにいます。

 

 

ージーベックにいることを選びつづけている理由は?

 

ひとつは、きついときに、一緒に走ってくれた人たちがいたことです。

単に慰めるだけではなくて、一緒になって関係者に交渉してくれたりとか。

今年もマネージャーとして壁にぶつかっているときに、他の部のマネージャーが話を聞いてくれたり、

こういう風にしようと提言してくれたりもしました。

この人たちにここまでしてもらったら頑張らないと、というのは常にあります。

 

 

あとは、働き方の自由度や給与だったり、人やオフィスも含めた環境も、実は大きいです。

海外出張ひとつとっても、やることが決められているわけではなくて、自分で考えて作っていくことができます。

オフィスにしても、仕事をしたいと思うような環境を提供してもらっていると感じています。

 

前の会社では、「若いんだから〇〇しておけ」とか、足のひっぱりあいとか、そういうのも経験したので、

理不尽な人がらみのストレスがないのもありがたいです。

もちろん、部署やメンバーの考え方、優先順位の違いみたいなものはあるけど、それは対応のしようがあります。

 

 

「プレーヤー」「かっこいいパパ」でもありつづけたい

ー今後やりたいことは?

営業としては、やっぱりプレーヤーとして現場に行けることが好きです。

プレーヤーの期間がコロナと重なっていたので、プレーヤーとして海外出張があまりできていないんですよね。

世の中にはいろんな市場があるし、そこに行ってみたいという興味は、変わらずありますね。

それで「こんなことありました!」とレポートで報告したいです。

 

僕がそうやってしばらく海外に行っていても大丈夫なように、

メンバーにさらに能力を発揮してもらえるようにするのと、部の体制も強化していくということが必要だと思っています。

 

 

あとは、かっこいいパパでいたいです。

親が仕事をしている姿を子どもは見ていると思うので、かっこいいとは思われていたいですね。

そのためにも、子どもがもうちょっと物心がついて、記憶に残るころまで、

少なくともあと10年くらいは今の仕事をしていたいと思っています。

 

 

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